Whitesnake のギタリストとして活躍しながら、サイドプロジェクトにも積極的なジョエル・ホークストラ。
彼の最新インタビューの要訳Pt.3、今回が最終回となります。
今回は、「ジョエル自身のルーツ」と「Whitesnake の "The Rock Album"について」です。
I: インタビュアー
J: ジョエル
ジョエルの音楽的ルーツ
12:25
I: キミがWhitesnake に加入してもう6年位だよね。キミはキッズだった頃にもWhitesnake を聴いてた?
70~80年代に幼少期を過ごしたと思うけど、どんなバンドが好きだった?
J: まずハマったのはAC/DC で、そこからオジーやサバス、Iron Maiden、あとお気に入りだったのはScorpions かな。
そこからもう少しメロディックなバンド、Journey や Foreigner 辺りを聴いて、あと自分にとって大きな存在となったのはRush だね。
プログレだと、Queensryche も。あとは定番の、ツェッペリンやジミヘン、Doors 辺りも聴いてたよ。
もちろん、いわゆる「ギターアルバム」も自分にとって大きな要素だったよ。
あの頃はギターの技術的競争が激しい時代で、イングウェイやヴァイ、スティーヴ・モーズ辺りはオレに多大な影響を与えたよ。
デヴィカバの近況は?
14:20
I: 本来であれば、キミはWhitesnake として The CircleやNight Ranger と一緒にツアーをしていたはずだったんだけど、残念ながらコロナの影響でツアーは中止になったよね。
あと、デヴィッドの手術の件もあったと思うけど、彼の調子はどうなんだろう?
J: もちろん、僕らは常に連絡を取り合ってるよ。ちゃんとバンドのエネルギーが維持できるようにね。
デヴィッドも元気にしてるよ。
ご存じの通り、彼はとにかく笑うことが大好きで、彼の日々のツイートそのまんまって感じだよ(笑)
(*やっぱりカヴァ様のツイート見てるんだ…・笑)
デヴィッドも、いつツアーに戻れるのか楽しみにしているはずだよ。
The Rock Album 裏話
15:12
I:この期間中に新曲の話とかはあったの?
J: いいや、それは出てない。今、彼は新しいコンピレーション “The Rock Album” のプロモーションで忙しいからね。
オレもあの一部に加われて嬉しいよ。”Always The Same” という新曲が一曲入っているんだけど、あれはオレとデヴィッドの共作でね。
4~5曲は “Restless Heart” の再発盤に収録予定だったんだけど、それもこのアルバムに含まれることになった。
それらの曲は、今回のリミックスアルバム収録にあたり、オリジナルをプレイしたエイドリアン・バンデンバーグのプレイにオレのレスポールサウンドをあちこちで重ねる必要があった。
というのも、オリジナルの ”Restless Heart”というアルバムは、元々はデヴィッドのソロ作としてリリースされる予定だったから、彼がWhitesnake で大好きなレスポール・サウンドではレコーディングされなかったんだ。
彼はいつもその点を後悔してるとオレに話してたから、今回のリミックスに関しては、エイドリアンのオリジナルのプレイをまるでサイバーチームの如く研究して、レスポールサウンドを重ねっていったよ。
すごく楽しい経験だったな。
終/
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