偶然 The Runaways の "Cherry Bomb" に関する短編動画を見つけましたので、今回はその要訳をご紹介したいと思います。
I: インタビュアー
L: リタ・フォード
短時間で完成
I: あの曲がどうやって作曲されて、レコーディングされたのかを教えてくれますか?
L: あの曲は、ボーカリストのシェリー(・カーリー)が初めてバンドのオーディションを受けに来た時に、まだ世に出ていない曲を一緒にプレイしてみたいと言ったの。
そこでマネージャーだったキム・フォーリーがジョーン(・ジェット)と別の部屋に籠ってあの曲を作り、私たちはそれを基にジャムをしていったの。
(*実際には、シェリーが歌いたかった曲を他のメンバーがプレイできなくて、その場しのぎで作ったという話も・笑)
ラモーンズとのツアー
1:30
当時、私達は The Ramones と一緒にツアーに出る予定になっていたから…あの典型的なパンクのリフと進行あるでしょ?(1:40参照)ああいうのにハマっていたのよ。
あと、Black Sabbath にも同じようなリフがあったでしょ?(*Paranoid を口ずさみながら)
私達はそういった要素を全部 "Cherry Bomb" の中に混ぜ込んでいって、あとはシェリーがホームラン級のボーカルをやってのけたって感じね。
日本での大ブレイク
2:35
I: 多くの人々は知らないと思うけど、あの曲は日本で大ヒットして、キミたちは日本ですごい人気だったんでしょ?
B: そりゃあもうすごかったわよ。
I: ビートルズみたいな騒ぎだったとか?
B: ええ、ほんとにそうよ。(*2:45 日本でのTV出演の映像)
ギターソロのアプローチ
3:12
I: あの曲のギターソロをどんな風に作ったか覚えてますか?
L: ギターソロと言うと、多分ギタリストにとってしっかりと組み立てて弾きたいパートだと思うけど、 "Cherry Bomb" のソロはとても短いの。
I: 確かに、「あなたの見せ場!」という感じではないですよね。
L: そうよ。だから、しっかりと曲を引き立たせるための、曲に馴染むソロにしようと心がけたわ。
終/
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