近年、アメリカのブルースシーンを盛り上げている一人、Samantha Fish!
今回は、本格的なブルースをちょっとおしゃれに届けてくれる彼女のインタビュー要訳Pt.1 です!
直近のUKツアー中に出演したラジオ・インタビューで、「影響を受けた曲」というテーマと共に話が進んでいきます。
D: DJ
S: サマンサ
「女性」という肩書
D: 今回のツアーは過去最高の盛り上がりじゃない?
S: ええ、ありがたいことに私にとって特別なツアーになってるわ。あちこちでソールドアウトにもなって、本当に夢見たいな旅よ。
D: 最初にUKに来たのはいつぐらい?
S: 一番最初は2011年だったわ。
D: あの頃とは社会も変わったよね。今やあなたを説明するのにブルース・ギタリストの前に「女性」と付ける必要は無くなった。
S: そうね、確かにそれはあると思う。でも、別にそのことによって私の声の聴こえ方が変わる訳でもないから(笑)
まぁ、そういったことが私のソングライティングには多少の影響を及ぼしているかもしれないけど、ギタープレイに関して言えば、私のフィンガリングは変わらないわ。
D: なんと素晴らしい説明だ…
S: でしょ?(笑)
ギターに囲まれた環境
2:30 ~
D: ギターを始めたのはいつ頃で、きっかけは?
S: 確か15歳の時に、皆には内緒で練習してたの(笑)私の家族や友人は皆ギターをやっていたから、常に自分の周りにあったのよね。
D: 育ったのはミズーリ州のカンザス・シティだよね?
S: ええ。私の叔父やらは全員メタルファンだったから、いつも自宅の地下室でギターを弾き倒しているような人達だったの。
で、ある時「自分にも出来るかも…」と思って初めて見たわけ。
トム・ペティ
3:05 ~
D: じゃあ、ここでキミが選んでくれた「影響を受けた曲」の一曲目に行きたいんだけど、これはきっと初期の音楽的影響という感じかな?
S: ええ、そうね。トム・ペティ& ザ・ハートブレイカーズ の "Listen to her heart" という曲よ。
彼は凄く多才で、信じられないほど洗練されたソングライターで、素晴らしいバンドと共に次々とヒットを飛ばしたの。
今回私が選んだ曲は、ちょっと隠れた名曲っぽいんだけど、私が初めて彼をコンサートで見た時の思い出なの。
大きな会場に集まった3万人のオーディエンスが、3万通りの思いでもってそれぞれ歌うわけよ。それは彼が優れたソングライターだからこそなわけ。
で、これはその日のオープニングを飾った曲なんだけど、ライブが始まった途端皆が一気に盛り上がったあの光景、一生忘れられないわ。
続く…
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