The Dead Daisies のメンバーとして最初のインタビューを受けたグレン・ヒューズ!
そのインタビューの抜粋訳Pt.2!
今回は、彼の人生に対する向き合い方や、人生初となる「歌えるドラマー」とのプレイについて語っている部分です。
M: ミッチ・ラフォン
G: グレン
自分のことに意識を向ける
12:40 -
G: 現状、多くの人々が日々CNNやFOXなどのニュースに釘付けになっているけど、僕はそこから距離を置くためにTVを付けないようにしている。
来る日も来る日もTVで(感染者や死者などの悲惨な)「数を追い続けること」が自分のやるべきこととは思えないんだ。
僕自身は最近、自宅の庭をいじったり、家の近所を散歩することにより多くの時間を割いているよ、この美しいカリフォルニアでね。
これは世界中の人々に伝えたいんだけど、今僕らは全員同じ境遇にあるんだよ。学生であろうと社会人であろうと、どんな仕事をしているかも関係ない。
(*誰もがコロナという脅威に晒され、それぞれ命を守るための行動をとる必要がある)
でも、僕らはテクノロジーで繋がれているじゃないか。(SNS等を通じて)僕は人々のエネルギーを感じるよ。
今こそ謳い続けてきたことを
僕はメディテーション(瞑想)を取り入れてから結構経ったけど、起こる出来事に対して準備は出来てる、精神的にはね。
当然、「何が起きるか」までは誰にも分らないけど、僕がわかっているのは、我々人間がその困難を乗り越えるということだ。
僕は、今この困難に直面している全ての人々に愛を届けたいんだ。こんな状況で大切なのは、お金よりも「愛情・信念・希望」を持っていることだ。
僕らはお互いにそれを持たなきゃだめなんだ。我々、人間の生活に「愛」という要素を取り戻すための覚醒の時だ。
僕らロックミュージシャンは、いつも愛や信念について歌ってきただろ?まして僕はヒッピーだ。
僕らは生きていくうえでたくさんの愛情を持っていなきゃダメなんだ。
ここアメリカでは、(外出禁止令のせいで)酒類がこれまでにないほど売れたり、人々が銃を買いに走ったのを知っているけど、そんなものは人間を救いやしない。
僕ら人間を救えるのは「愛情・信念・希望」だ。
歌えるドラマーとのタッグ
M: このバンドでは、歌唱力も優れているディーン・カストロノヴォとリズムセクションを担うわけだよね。
彼の歌唱はキミのボーカルにどのような影響を与えているだろう?
G: 過去にそんなドラマーと組んだ経験はないけど、素晴らしいよ。
彼はジャーニー時代にも歌っていたし、ダグと彼がやっているRevolution Saintsでも歌っているよね。
彼はマジで最高のメロディック・シンガーだし、彼みたいなドラマーをバンドに持つことは素晴らしいボーナスだよ。
彼と一緒に歌うことは本当に楽しいし、僕らがライブでプレイする際にはそこも結構フィーチャーされることになるだろう。
彼は人間的にも優しくて思慮深い、素晴らしい人だ。彼がマイクに込めるその美しいエネルギーと来たら…。
もちろん、このアルバムにおける彼のドラムプレイも信じられないほどすごいよ。
続く…
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