2000年代にMTVで放送され、驚異的なくだらなさで世界中を席巻したおバカ番組・Jackass / ジャッカス。
そのチームの中心人物でもあった Steve-O / スティーヴ・オーは子供の頃から Motley Crue の大ファン。
そんな彼が自身の番組にトミー・リーを招き、強烈エピソードを披露しています!
今回はその Pt.2!(前回記事は こちら)
モトリーの宿泊先をつきとめるため、彼らのマネージャーの名前を出して街中のホテルに電話をかけたスティーヴの運命は…?
S: スティーヴ
A: アシスタント
T: トミー
成功した電話作戦
4:45
S: この出来事はモトリーの Girls×3 ツアーの時、1987年だ。オレが観たショーは10月25日だった。
(ここでトミーが、コイツどんな記憶力してんだよ!?というジェスチャー・笑)
その前日の24日に、オレは街中のホテルに電話をかけて、モトリーの宿泊先をつきとめようとしたのさ。
A: トミー、あなたはそのトロントのショーでスティーヴに会ったことは覚えてますか?(つまり、その作戦が成功したということ!・笑)
T: もちろん、彼に会ったことは覚えてるよ。
オレ達のマネージャーの兄弟が本番前にやって来て、「なぁ、モトリーの熱狂的ファンだっていうガキがオレの部屋に電話してきて、モトリーの滞在先を知るためにトロント中のホテルに電話して、遂にここを探し当てたらしい」って言うから、オレは連れてくるように頼んだよ。
そこに現れたのは、今と全く見た目が変わらないこいつでさ。しかも、”F@ck dude! F@ck yeah!” みたいなノリさ…
A/S: 爆笑
Van Halen のホーム
6:05
T: 今でもあの時の写真あるけど、13歳のガキだったこいつがめちゃめちゃ笑顔で映ってるよ。
S: で、その時の彼は17歳みたいなもんさ(笑)確か、モトリーを結成した時が17歳だっけ?
T: ああ、そうさ。
S: キミだけ他のメンバーよりかなり若かったんだよね?
T: そうなんだ。
A: あなたはコヴィーナで生まれ育ったんですよね?
僕はパサディナ出身なんですが、このエリア出身の人がこんな大成功するなんて珍しいですよ。
T: おいマジかよ?あの町の(ライブハウス)Wood Sound に行ったことは?
Van Halen はあそこからスタートしたんだぜ。
A: 多分僕はそこに行ったことないですが、うちの母は彼らと一緒の高校、Pasadena High Schoolに通ってました。
あの頃はよくバックヤードパーティーがあって、皆それぞれに思い出があるみたいでした。
明らかなモトリーの悪影響
7:35
S: これはオレがさっき話した形で彼らに会う前の話だけど、モトリーが結成6周年を迎えた時、僕は熱狂的なファンだった。
今となってはなぜそんなことをしたのかよくわからないんだけどさ、彼らのアニバーサリーを祝うために、オレは雑誌なんかの文字を切り抜いて紙に張り付け、まるで殺人鬼の犯行声明か何かのような感じで、
Happy “Sixxth” anniversary! と。
もちろん、Nikki Sixx に習って ”x” はダブルさ。
これがちゃんと彼らの事務所に6周年の日に届くように計算して送ったんだ。
そしてオレはモトリーに敬意を表しながら記念日を祝うために、親のワインセラーからワインを盗み酔っぱらったんだ。
あの日、学校から帰ったオレはワインをボトルで飲みほし、ひどく酔っぱらってまずトイレで吐いたんだ。しかもそれを流さないままで放置。
次に親がジョークのプレゼントとして貰った「飲酒検知器」に息を吹きかけ、カウンターの上に放置。
さらには電話の受話器を外したままにして、遂には寝てしまった。
夕方になってオヤジが帰宅すると、彼はワインが無くなっていることに気が付き、「おっと、これは話し合わなきゃならんな」という感じで、オレを起こしに来た。
ただ、彼は怒鳴り散らすよりも冷静に話がしたかったから、ビリヤードをしながら話そうと。
ところがオレは「F@ckin’ Motley Crue の記念日だってのに、なんでビリヤードなんかやらなきゃいけねえんだよ!」と言って、彼のお尻を蹴ったんだ。
A/T: 爆笑
続く…
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