Steve-O &トミー・リー (Motley Crue) #1 ダイハードなモトリーファン!


インタビュー訳、今回もまた面白いのを発見!


2000年代にMTVで放送され、驚異的なくだらなさと下品さで世界中を席巻したおバカ番組・Jackass / ジャッカス。


おバカなチームが様々な「超危険企画」に挑む番組、まぁ、過激系YouTuber の走りみたいな感じでしょうか?



そこの中心人物だった一人、Steve-OのYouTube番組に Motley Crue のトミー・リーが出演。


「混ぜるな危険」な感じしかしませんが、ではどうぞ…


S: スティーヴォー

A: アシスタント

T: トミー


やばいモトリーキッズ


1:55


S: オレは子供の頃、めちゃくちゃヤバイぐらいのモトリーファンだった。


自分の部屋には、モトリー以外のポスターは全くなかったぐらいさ。



美術のクラスで何を作ろうと、オレはいつもMotley Crueのロゴをあしらったものばかりだったから、学校の先生も「もう勘弁してくれ」って感じで飽き飽きしてたよ(笑)


T: 木工のクラスならドラムスティックを作って、”F@ckin’ Motley Crue!” て感じだろ?


S: まさにその通り、徹頭徹尾100% モトリーのことしか頭になかった(笑)



ある日、モトリーがコンサートのために自分の街に来てると公演前日のニュースで知ったオレは、「この街のどこかのホテルに彼らは宿泊してるんだ…」と思った。


そして、アルバムの歌詞カードのクレジットを見てマネージャーの名前を見つけ出し、電話帳に載ってた全てのホテルにしらみつぶしに電話をかけたんだ。


T: 誰がそんなことを思いつく?この話を聞いた時、オレは「そりゃあもうコイツの勝ちだ」って思ったよ。


あんなライナーノーツを隅まで読んで、「あ、この人がマネージャーか。じゃあ、もしかしたらこの人の名前でバンド分の部屋を予約してるかも」なんてさ。



A: 中学校の授業でモトリーのことしか考えてない少年がやることとはとても思えないよね!


S / T: 爆笑


T: その通りさ!そんな若さでそういう読みが出来るなんて、ちょっとレベルが違うだろ?


そんなヤツ、CIA かどこかで働けるだろうに(笑)



アイデアの元は…


3:12


S: たしか、あの時は13歳だった。「一体どうやって思いついた?」って言ってくれたのはすごく良いポイントでね。


オレはあの頃イングランドに住んでいたんだけど、野球が大好きでね。



毎年夏になるとオヤジと一緒にアメリカに来て、あちこちのスタジアムへメジャーリーグの試合を観に連れていってもらったんだ。


で、この時オヤジは、必ずビジターチームが宿泊するホテルを調べあげて、同じ宿を予約して回ったんだ。


そうすると、オレがロビーをうろついてる間に選手たちと出くわして、どんどんサインがもらえたってわけさ。



T: わぉ、そりゃあ賢いやり方だなぁ。ってことは、キミがモトリーに対してやったことは、もはや遺伝子レベルってことか??


S: そういうことさ!(爆笑)


この親にしてこの子あり!?


4:15


S: オレがそのモトリーのマネージャーの名前を出して、ホテルに片っ端から電話をかけてた時、母親がブチ切れてさ。



あの頃はまだキャッチが無かったから、オレがそこに座って何時間も電話してる間、うちにかかってくる電話は全て繋がらない状態だった。


母親が「もう何時間も電話使ってるじゃない!」と言うから、オレは「ママ、オレは今 Motley Crue に電話してるんだよ」と言ったんだ。



すると、オレが自発的に何かに夢中になることを望んでいたオヤジは、そんなオレの姿を見てテンションが上がっちゃって、「ハニー、こいつは今モトリーに電話をかけてるって言ってるんだから、やらせてやれ」って(笑)


全員: 爆笑


A: この時はどこに住んでたの?


S: トロントさ。



続く…



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