ジューダス・プリーストでフライングVをクールにプレイする姿がすっかりお馴染みとなった、リッチー・フォークナー。
今回は、最近リッチーが受けたちょっと面白いインタビューを和訳と共にお送りします。
ジューダス・プリーストのファンじゃなくとも興味深いと思える内容(事実、私はジューダスに全然詳しくありません・汗)、是非ご覧ください。
*ちなみに今回のインタビュアー・サムさんは、2018年までプログレバンドAsiaのリード・ギタリストだった方です!
I: インタビュアー
R: リッチー
もてなしたいギタリスト!
I: 今回はキミに5つの質問をぶつけてみたいんだ。
まず最初は、もしキミがディナーパーティーをやるとして、好きなギタリストを3人招待できるとしたら誰を呼ぶ?
存命でももう亡くなったギタリストでも構わないんだけど、その理由もぜひ聞いてみたいんだ。
R: そうだね、まず一人目はジミ・ヘンドリックスだな。
彼の音楽性が一体どうやって形成されたのか、是非訊いてみたいよ。ギタープレイヤーとして、作曲者としてもね。
もちろん、ブルースから多大なる影響を受けてるのはわかるけど、そこからさらにどんな影響が加わってああなったのかが知りたいよ。
2人目はMotorhead のフィル・キャンベルかな。彼とはずっと仲の良い友人で、同じ英国出身だしね。ほんとに良い人なんだよね。
過去にはヨーロッパと南米を一緒にツアーをしたこともあるんだ。
3人目は K.K.ダウニングだね。僕はK.K.に会ったことが無いから、是非ディナーに招待して過去の色々な話を聞いてみたいよ。
彼らにはBBQスタイルでハンバーガーやソーセージを振る舞いたい。僕は肉が大好きだし、できれば焦がさずに美味しいソーセージでおもてなししてあげたいな。
良い質問だよ。
British S "tea" el
2:20 ~
I: ありがとう。次の質問なんだけど、ツアーに出る時に必ず持っていくものは何かある?
例えば僕の場合、ツアー中に使い捨てのプラスチックカップで飲む紅茶ほど最悪なものはないから、いつも自分のマグを持っていくんだけど。
R: なるほど。キミは僕よりも「英国人らしい」よね。僕はどちらかというとコーヒー派だから。
でも、紅茶派の人にとってああいうプラスチックのカップがいかに味気ないかは想像できるよ。
Judas Priest のクルーは皆、「信心深い紅茶派」でね。ステージ裏のアンプやら機材の棚にはちゃんとスニッカーズのチョコレートやPG Tipsの紅茶なんかが常備されているんだ。
僕自身に関して言うと、ツアー中にあまり手間のかからない人間なんだ。
なくてはならないものと言うと、最近ではスマホぐらいかな。家族に電話したり、ツアー中の景色を撮影したり、思いついた曲の断片なんかをメモしておいたり。
つまらない答えで申し訳ないけど、最近のツアーで無いと困るのはスマホだね。
今20歳の自分にかける言葉は?
3:58
I: 次の質問は、今日の音楽業界の大きな変化を見て、もし20歳の頃の自分に何かアドバイスが出来るとすれば、何と伝えるだろうか?
R: んー、これまた良い質問だね。
まぁ、僕らのいる音楽業界はずっと変化し続けているからね。悪くなっていることもあれば、良くなっていることもあると思う。
自分のことに関して言うと、「歌を学べ!」って言うだろうね。
そして、今の自分の年齢である40歳ぐらいまでにある程度歌の知識を身につけろ、と。
ギタリストとして、歌えるというのは自分の守備範囲を広げられるんだよ。
別に弾きながら歌える必要は無くて、単純に能力として備えておくとベターなんだ。
続く…
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