アラン・二ーヴン #2 / アランが激怒した相手は!?


元Guns N' Roses のマネージャー、アラン・二ーヴンがミッチ・ラフォンの番組で語ったエピソードの要訳・後編!


今回は、「ガンズがウケた理由」と「アランが Black Crowes をマネージメントしなかった理由」についてです。


特に後半、なかなか激しいです!



M: ミッチ・ラフォン

A: アラン・二ーヴン


ガンズが新鮮に映った理由


5:45


オレの遠い記憶を呼び起こして振り返ってみても、あのエアロとガンズのツアーは素晴らしいもので、ガンズのハイライトの一つだっただろう。



80年代のライブでは、多くのバンドが(バッキングボーカルなどの)テープを回していることも多かったけど、それもガンズが当時のシーンで新鮮に映った理由さ。


彼らは断じてその類いのテープを回していなかったし、彼らのショーはいつもその「生の臨場感」というのがあった。



今晩のショーは最後まで終えられるんだろうか?みたいなね。まさにロックンロールの精神が戻ってきた感じだったな。


(*そういうことじゃないだろ!・笑)



なぜBlack Crowes をパス?


7:20


M: この後紹介する(元Black Crowesのドラマー)スティーヴ・ゴーマンのインタビューだけど、僕の番組の共同ホストがキミだと彼に伝えたんだ。


すると彼は、「あぁ、アランね。僕がクロウズにいた頃、彼にもデモテープを渡したんだけど、彼は僕らのことをパスしたんだ(マネージメントしようとしなかった)。僕らの音楽を気に入らなかったらしい」って話してたよ。



キミはその時の状況って覚えてる?それとも、キミには違う言い分が?


A: あいまいな記憶があるんだよな。確かに、彼らの音楽に接したことは覚えていて、全部を思い出そうと意識を集中してるんだけど…。


彼らを取ろうとしなかった真っ当な理由があったことだけは覚えてるんだ…



わかった!思い出したぞ!完璧に思い出した!なぜ僕が彼らをマネジメントしたくなかったか!



最低最悪のレーベル経営者とは?


8:45


僕は彼らのレーベルを運営していたヤツが大嫌いだったんだ。今まで出会った人の中でも最低最悪レベルのヤツだった!


M: どのレーベル?インタースコープ?


A: 違う、デフ・アメリカ…だっけ?



M: Def Jam か?ということは、リック・ルービン?


A: そうだ、ヤツだ!!


あの頃、リックはどうやらガンズに近づきたかったらしく、(ガンズとモトリーを成功に導いた一人)トム・ズータウが、僕ら3人の会食の席をセッティングしたんだ。


OK、どんどん記憶が鮮明になって来たぞ。NYのマンハッタンにある「ギャラガー」という有名なお店だ。



当日、オレがその場に行ってみると、最初の15分間リック・ルービンはめちゃくちゃ攻撃的で、失礼かつバカみたいな野郎だった。


オレは最初のビールを頼むことすらなく席を立ったよ。あの男には我慢ならなかったね。



オレはBlack Crowsは良いバンドだと思ったし、実際デビュー後の彼らのライブもNYで見たんだ。


特に、僕はギタリスト、マーク・フォードのギターが大好きだったけど、ヤツのレーベルにいたからパスしたのさ。


あの男はとんでもないはったり野郎だ!


終/


えー、いかがだったでしょうか?最後、スゴイ言葉でディスってました(笑)


まぁ、これはあくまでアラン側の言い分なので、実際のところはどうかわかりませんが、確かにリック・ルービンに関しては評価が二分している印象はありますね…。