来日公演が直前に迫っていた中で、コロナの影響を大きく受けてしまったアブリル・ラヴィーン。
そんな彼女が昨年リリースしたアルバムから、再録音した曲を緊急リリースしました。
最近の自宅生活の話も含め、インタビューの要訳をお届けします。
I: インタビュアー
A: アブリル
再録とツアー延期
*昨年リリースしたアルバム収録曲 “We are warriors” のリレコーディングについて
A: 実は今、パワフルなメッセージを込めた新しいビデオを制作しているところなの、実際の現場で何が起きているかを見せるような。
ファンの皆には、彼らが知っている “warrior” (医療従事者)の動画を送ってもらったの。
私としては、コロナとの戦いに負けないために、彼らを、皆を元気づけたくて、この曲を改めて出すことにしたの。
I: 本来であればアジアをツアーしているはずだった、とさっき言ってたけど、ツアーを延期・キャンセルしなければいけないという事実を受け止めるのは難しかった?
A: そうね…ヨーロッパ・中国・日本・東南アジアの公演をキャンセルしたんだけど、せっかく自分の病気を克服して、昨年アルバムを出して、いよいよここからというタイミングだったのに、これだもの。最悪よ!(笑)
私自身も長い間待っていたけど、ファンもずっと待っていてくれたんだから。
重ねてきたリハーサルや、まさに出発しようとしていた状況を考えるとかなりの損害だけど、全てのアーティストがそうせざるを得ない状況だしね。
今は私達一人一人が自らの役割を果たして、皆お互いを安全に保たなくちゃ。
残念だけど、今スケジュールを再調整している感じね。
自宅での生活
2:00
I: 皆それぞれの方法で家での時間を過ごしているようだけど、ツアーに向けて高ぶっていた気持ちやエネルギーを何か他のものに注ぎ込めてる?もっと曲を書いたりとか、楽器をプレイしたりとか?
A: いずれにせよ、曲はずっと書いてるからね。幸いにも自宅にスタジオがあるから、今回の “We are warriors” もそこで再レコーディング出来たし。
曲も書きつつ、今月発表になるはずのプロジェクトにも取り組んでるわ。
あとは、料理と掃除かな。私、フロアワイパーしょっちゅうかけてるんだけど、それが良い運動替わりなの。自宅をくまなくかけるから、結構汗をかくのよ。
料理に関してだけど、今は三人暮らしだから、一度にたくさん作っておいて、それを一日かけて食べていく感じね。
そうすれば毎回ごはんの度に料理しなくて済むでしょ?
I: アブリル・ラヴィーンのフロアワイパー・エクササイズ出さなきゃ!(笑)そうすれば、ファンも一緒に楽しめるよ。
A: まずは「アブリルの料理本」からね!
一人一人が warrior
4:00
I: さっき医療の現場で戦っている人々を励ましたいと言っていたけど、何かメッセージはある?もちろん、今苦しい状況にあるファンも含めて。
A: 医療関係者の皆さん、本当にありがとうございます。この困難に一丸となって戦ってくれている皆さんを本当に尊敬しています。
あと、こんな怖い状況の中でもスーパーや食料品店で働いてくれている皆さん、郵便や配達の方々も。
あなた達は真のヒーローであり、”warriors” (戦士)です。
そして、こうして正しいことをするために、仕事や外出あらゆることを自粛して家に籠っている私達も、皆戦士なのです。
終/
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