今回からインタビュー要訳をお届けするのは、ハスキーなボーカルとブルージーなハードロックで人気を博したTesla / テスラの元ギタリスト、トミー・スキーオ。
バンドは2000年に再結成を果たしたものの、その後ドラッグ問題で離脱。
クリーンになって(るはず・笑)近年活動を活発化させている彼が、新バンド Resist & Biteをスタートさせました。
↑が "The Myth I'm Livin'" という唯一発表されたばかりの新曲ですが、これがなかなか生々しいロックサウンドで良いんです!
E: エディ・トランク
T: トミー
意外なバンド名の由来
0:50 ~
E: 新バンドの曲、聴いたけどすごく良いじゃないか!Resist & Bite というバンド名も面白いね。
この名前の由来は?
T: Sabatonの曲からさ。友人の一人が僕にサバトンのことを教えてくれたんだけど、正直、僕が好むようなバンドではなかった。
でも、彼らの曲にResist & Bite というタイトルがあって、それはバンド名として良いんじゃないかと思ったんだ。
何人か説得しなきゃいけない連中はいたけど、僕は気に入ったからね。結局、これに落ち着いた。
E: いいんじゃないか?オレはこの名前好きだけど。だってさ、好きなバンドの名前の意味なんてさ…例えば、Aerosmithって何さ?
T: オレがいつも思い浮かべるのは Foo Fighters だな。バンド名としては馬鹿げてるよ。
(*第二次世界大戦中に空軍パイロット達がUFO のことを指したスラング。デイヴ・グロール自身も、こんなにバンドが長続きすると思ってなかったから、適当に付けたことを認めている・笑)
E: (笑)たしかにそうだ!
T: (でもFoo Fightersというバンド名に今や誰も疑問を感じないので)結局さ、そんな意味なんて重要じゃないんだよ。
オレ達の場合、Resist & Bite 以外に良い案を誰も思いつかなかった、というだけさ。
Bar 7 を思わせるサウンド
2:03 ~
E: Tesla を去って何年経つの?
T: 約14年かな。
E: もちろん、キミがTeslaの後にやって来たいくつかのバンドや活動も知ってるし、それを否定する意味合いは無いんだけど、今回のバンドはより本気度を感じるんだけど。
T: その意味は良くわかるし、確かにオレはこのバンドにワクワクしてる。いつもオレの活動に対してポジティブな意見をくれていることに感謝するよ。
E: オレは昔からキミのギタープレイが好きなんだけど、昔キミがジェフ・キースとやっていたBar 7 というバンドがあったよね?
もし聴いたことが無い人、特にTeslaファンの中でいたら、是非聴いてみてくれ。あれは最高のアルバムだから。
あのバンドが解散し、皆がそれぞれの活動に移って行った頃、キミとジェフはあのBar 7 を始動させた訳だけど、僕はあのバンドの楽曲が大好きだった。
あれ以降、いつも「あのバンドにあったような要素と、もう少しアグレッシブさを加えてやってくれたら良いのに…」と思っていたんだけど、遂にキミは新しいバンドでそれを実現してくれたように思うんだ。
T: このバンドの方向性は、オレがTesla や Bar 7の頃も含め、自分がやりたかったことの集大成なんだ。
今公開されてるあの曲は、僕らが一番最初に書いて、一番最初にレコーディングした曲だ。
しかも、あれはデモ音源なんだ。もちろん、僕らが出来る最大限のクオリティでミックスはしたが、CDにすらなっていない。
今、僕らの手元には20~25曲の本当に素晴らしい曲があるんだけど、ここに至るまで一生懸命取り組んできたし、誇りに思うよ。
続く…
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