インタビュー要約シリーズ、今回は、2000年代に入り伝説のバンド・エクストリームを復活させ、コンスタントに活動を続けるボーカリスト、Gary Sherone / ゲイリー・シェローン。
今年初めにバンドが参加したクルーズ船ライブツアーの中で、インタビューに応えました。
前半の今回はエクストリームなどの近況、次回の後半の記事では一時在籍していたヴァン・ヘイレンの興味深いお話です。
E: エディ・トランク
G: ゲイリー
レコーディングの進捗
37:00
E: 多分、もううんざりするほど訊かれてると思うけど、Extreme のニュー・アルバムのレコーディングは終わったんだよね?
リリースはいつ頃になるの?
G: 僕の歌録りはもう終わったよ。15~16曲歌ったけど、全部が収録される訳ではないと思う。
今はヌーノ(・ベッテンコート)が最後の仕上げをやっていて…ご存じの通り、彼は完璧主義者だからね。
彼がもう少しアレンジを加えて、多分リリースまでには僕ももう少し歌い直しがあるかな、と思う。
でも、作品は会心の出来だと言える。決して大袈裟に言うつもりはないけど、僕ら自身も最高の気分だ。
E: でも正直難しいよな。
熱心なファン達はいつも新曲を聴きたい!って言うけどさ、キミがライブで「じゃあ、今から新曲やるぜ」って言った瞬間に急に雰囲気が冷めて、皆トイレに向かう…なんてシーン見たくないもんな。
これまでのヒット曲とのバランスってのは…
G: 新作が出て、自分達のワンマンツアーをやる分にはその作品の曲を中心に出来るけど、こういった(フェスやクルーズでのライブ)環境では当然過去のヒット曲が求められるよね。
健康維持の秘訣は??
E: キミは明らかにしっかりと健康管理が出来ていると思うけど(太っていないので)、30年のキャリアを重ねてきて、健康や若さを保つためにどんなことをやっているの?
G: ロックンロールは僕らを若くいさせてくれるよね。僕の場合、ライブをやったりバスケットボールをプレイしたりだね。
42:25
E: そういえば、Kings of Chaos の活動もあるんだよね?
G: ディー・スナイダー、ジャック・ブレイズ、そして運営しているマット・ソーラムらと共にライブをやるよ。
今のところ6月のニューメキシコ公演のオファーを貰ったんだけど、出来ればもう何回かはやりたいと思ってるよ。
続く…
今回はテーマ割りの関係で短い記事となってしまいましたが、最後に登場した "Kings of Chaos" というのは、ベテラン・ロッカー達によるカバーバンドプロジェクト。
発起人は元Guns N Roses マット・ソーラム で、固定メンバーはほぼいません。
後はその公演のタイミングで異なるメンバーが出入りし、それぞれの持ち歌等をプレイしていくという非常に面白いプロジェクトです。
数年前には、ゲイリーのバンドメイトであるヌーノ・ベッテンコートも参加し、スティーヴン・タイラーとエアロスミスのヒット曲をプレイしました。
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