キャリアを通じて様々なバンドでプレイし、現在はWhitesnake / Black Swan をメインに活動しているギタリスト、レブ・ビーチ。
彼のインタビュー要訳ラストは、ソロ・アルバムとヴァン・ヘイレンからの影響についてです。
D: 司会者デレック
R: レブ・ビーチ
新たなインスト作品
13:10~15:45
D: 聞いたところによると、キミは7年間制作し続けているインストゥルメンタル作品があるとか?どんな感じなの?
R: おお、どうやってそれを!?そうだな、いわゆる一般的な「ギターインスト」アルバムとは違うものだ。
長年、少しずつ、少しずつ作業を続けてきたんだ。
そもそも、ウィンガーが解散した後、僕はジャズ・フュージョンの方向に進もうかと思っていた。
で、デモを制作してオンラインで販売したところ、これがすごく売れてね。多くの人がこのフュージョンスタイルのデモを気に入ってくれたんだ。
そこから「いつかフュージョンのアルバムを作ってみたい」と思っていたんだ。
R: それはまだ作業中?(2019年12月末の動画公開時点で)
R: いいや、もう完了したよ。マスタリングも全て終わってる。まだ具体的な日付はわからないんだけど。
多分、フロンティア・レコードから2020年の前半には確実に出ると思う。
タッピングを始めた理由
16:05 ~
D: 視聴者からの質問なんだけど、「なぜレブはシュレッド(速弾き)する時に、左手の小指を使わないのか?」
R: 単純に、他の指ほど押さえる力が強くなかったんだよね。
僕は独学でギターの弾き方を習得したんだけど、小指を使うのが嫌いだったんだ。それがタッピング(ライトハンド)を始めた理由でもある。
もちろん、僕がタッピングというものを理解したきっかけは、ヴァン・ヘイレンだった。
しかもビデオを見て理解したんじゃなく、アルバム・アートワークの写真で彼はこんな風に(右手の指でフレットを押さえて)構えていたんだ。
それを見た時に「この人は一体何をやってるんだ!?」とぶっ飛んだよ(笑)
D: エディはレコード契約が決まる前のステージでは、タッピングを弾く時にわざと客席に背中を向けて隠して弾いてたんだよね。
で、契約が決まった後から、ライブでも堂々とタッピングをするようになったんだ。
(当時はレコード契約を得るための競争が激しく、彼らに興味を持たせるため&もしかすると、盗まれるのを防ぐため?)
*この話はエディが自らアメリカのギター雑誌のインタビューで語ったエピソードだそうです。
終/
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