Goo Goo Dolls #4 / 歌姫達と伝説の豪雨ライブ


1998年の大ヒット映画"City of Angels"の主題歌として空前のヒット曲となったGoo Goo Dolls の"Iris"。


その裏側にあった様々なストーリーに迫っているインタビューの要訳シリーズ、今回で最終回となります!



ラストは、この曲を書いたジョンの想い、そしてこの曲を語り継いでいるアーティストたちについてです。


I: インタビュアー

J: ジョン・レズニック


*要訳ですので、省略や話の前後等含みます。



宇宙からの「ギフト」


9:45


J: この曲は、本当に与えられた「ギフト」なんだ。僕自身がそのギフト(=才能)を与えられた人間だという意味じゃないよ。


(*英語のgiftには「生まれ持った才能」という意味がある)



宇宙のどこからやって来たのか知らないけれど、この曲はそういう類いのものだ。


「僕よりも大きな何か」がこの曲をそこまで特別なものに押し上げたんだ。



ディーヴァに愛された一曲


10:15 ~


I: アヴリル・ラヴィーンはこの曲と「結婚した」そうじゃないか。


J: ああ、確かにそう思うよ。彼女はそれぐらいのレベルでこの曲を愛してくれている。


それにとても優しくて、素晴らしい人なんだよ。



*アヴリルはこの曲が大好きで、自身の結婚式でも使用。ライブでカバーしている。


他にはテイラー・スウィフトもこの曲の大ファンである。



伝説の豪雨ライブ


11:35 ~


I: キミの地元、バッファローでやった土砂降りの雨の中でのフリーコンサートは、最高のパフォーマンスの一つだったと思うんだ。


J: あれこそ「神様、どうかもう一度!」と思うような体験だったよ。



宇宙が僕らに対して「一息つかせようとしているのか?」と思ったよ。


なんせ5万人のオーディエンスが全ての曲の全ての歌詞を大合唱してたんだからね。



あまりの雨の勢いに、スタッフからは「中止すべきじゃないか?」と何度も言われたけど、僕は「今ここでやめたら、僕のこの街に対する想いを示すチャンスは二度とない!」と思ったんだ。


終/


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