1998年の大ヒット映画 "City of Angels" の主題歌、"Iris" 誕生の裏側に迫るインタビューの要訳第三弾です!
今回は、"Iris" というタイトルの由来、そしてこの曲の歌詞にまつわる素敵なエピソードがインタビュアーから語られています。
I: インタビュアー
J: ジョン・レズニック
*要訳なので省略等あります。
超テキトーに決まったタイトル
4:25 ~
I: ”Iris”というタイトルだけど、これはキミが雑誌に載っていたカントリーシンガーの名前にちなんで付けたと読んだことがあったんだけど?
J: Iris Dement / アイリス・ディメントだね。
レコード会社から僕に「あの曲のタイトルはどうする?」と電話がかかってきた時、僕はソファに座りながら、偶然(タウン情報誌の)LA Weeklyを読んでいたんだ。
開いていたページを見渡してパッと目に飛び込んできたのが彼女の名前だったってわけ。
で、「よし、タイトルは”Iris”だ」と。
元宇宙飛行士の指輪
5:45 ~
I: 歌詞について訊きたいんだけど、”You’re the closest to heaven that I’ll ever be” という一節があるよね。
キミも聞いたことがあるかもしれないけど、元宇宙飛行士のマーク・ケリーが奥さんのギャビー・ギフォーズへ渡した結婚指輪の内側にその一節(の引用)を彫ったんだ。
J: ほんとに!?
I: 彼はあの曲を聴いて、指輪にその歌詞を刻んだらしい。あるインタビューで話していたよ。
J: それは知らなかった!鳥肌がたったよ!
*ガブリエル・ギフォーズ
アメリカの政治家で2011年に頭部を銃撃され一時重体となるも、その後、奇跡的に回復。
*自分が書いた歌詞が結婚指輪の裏側に彫られた喜び・驚きに加え、映画"City of Angels"も「愛しあう者同士の生と死」がテーマであったことから、恐らくジョンはその奇妙な関連性も含めて鳥肌が立ったのだと思います。
実際に指輪に彫られたのは
”You’re the closest to heaven that I’ve ever been”
「キミは僕がこれまでに行ったことのある天国に一番近い存在」
これを宇宙飛行士が言った時の重みを考えたら…(涙)
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