Goo Goo Dolls #1 / 名曲"Iris" の出発点


大ヒット曲"Iris"とは?


1998年、ニコラス・ケイジが「死を告げる天使」役で主演を務めるという、今から考えればなかなかすごいキャスティングの映画が大ヒット。



その主題歌として、とてつもないヒットとなったのがGoo Goo Dollsの "Iris / アイリス" 。



当時は日本のラジオでも「一体、1日に何回流れてるの!?」というぐらい掛かりまくっていました。


確かに、それぐらい何度でも聴きたくなる「名曲中の名曲」なのです。



ヒットの裏側の出来事


今回ご紹介するインタビューは、Professor of Rock というYouTubeチャンネルの動画。


1980~2000年代のヒット曲の裏側を深く掘り下げている素晴らしいシリーズです。



インタビュアーの方もポイントがしっかりと定まっていて、すごく聞き上手だと思います。


Goo Goo Dolls のVo / Gt、ジョン・レズニックが当時の状況を振り返ります。


 I: インタビュアー

J: ジョン・レズニック



一変した人生


I: “Iris”はポップミュージックの歴史上でも最も優れた楽曲の一つだと思う。


ビルボードのエアプレイで18週間もトップに居座ったなんて、気が遠くなるような話だよ。



J: 本当に、どうかしてるよな。


一人の人間が体験できることとしては、本当に素晴らしいことさ。でもね、こういったことは人を狂わせるものでもある。



ある日、無一文でバンに乗って旅をしていたら、次の日にはなぜかプライベートジェットで見たこともないような美人の女性と一緒に座っている…そんな感じさ。


「これは一体何なんだよ!?ありえない!」って。



ロビー(ベース)とオレはお互いによく念を押してたよ。


「いいか、この居場所に慣れちゃだめだ、絶対に。この町(=成功)は本当に素晴らしいけど、オレ達は今ここを通り過ぎてるだけなんだ」って。



プライベートでの問題


1:55 ~


I: 映画City of Angelsのために曲を書くようになった背景はどうだったの?


J: プライベートでは、僕はちょうど離婚に向かっていた時期でね。



バンドはアルバム”A Boy Named Goo”で軌道に乗ったものの、メンバーが脱退。よくある「レコード会社のせいでO△×…」みたいなことが起きた。



当然、僕のモチベーションは下がって落ち込んでしまった。あまりにも物事が上手く行かないもんだからね。


で、ちょっと頭を整理するために、LAのホテルに逃げ込んだんだ。


続く…



あの美しいメロディの裏に、まさか彼の私生活でのこんな背景があったとは知りませんでした。


次回「信じられない制作の話」に続きます!


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