今回の記事はインタビュー訳ではないのですが、先日、一度見始めたら止まらなくなってしまった素晴らしい動画をご紹介!
"A Day In The Studio With Andrew Watt" =「アンドリュー・ワットとのスタジオでの一日」というこちらの動画、アメリカ・フェンダー社の公式チャンネルによる投稿です。
アンドリュー・ワットって誰?
「アンドリュー・ワット」という名前にピンと来た方、なかなか鋭いです!
彼はこの6年ほどで超売れっ子プロデューサーになった人物で、HR/HM界隈では、昨年のオジー・オズボーンのアルバム "Ordinary Man" をプロデュースしたことで広く知られることになりました。
彼は他にも Maroon 5 / Dua Lipa / Justin Bieber 等錚々たるアーティストも手掛け、先日のグラミー賞では、30歳にしてProducer Of The Year を受賞!!
しかも、自身でも複数の楽器をプレイ出来ることから、プレイヤーとしてアーティストと共演することもあるというまさに才能の塊…
*↓The Doors のトリビュートイベントにマイリー・サイラスと参加した際には、The Doorsオリジナルメンバーのロビー・クリーガー相手にギターバトルをけしかけるように弾きまくり、「オマエのメンタルどないなっとんねん!」状態…(笑)
レッチリ・チャドとのケミストリー
先出のオジーのアルバムでは、レッチリのチャド・スミス、ガンズのダフ・マッケイガンが参加したことでも話題になりましたが、その時からの親交でしょうか?
今回の動画では、アンドリューとチャド、二人の一流ミュージシャンによるスタジオ内での素晴らしいケミストリーを観ることが出来ます。
アンドリューがギターを弾きながら提案していくアイデアに対して、即座に相応しいドラムのフレーズで反応していくチャド。
音楽に年齢は関係ありませんが、ちょうど親子ほど年の離れたこの二人がどんどん音で会話し、曲を形にしていく様に「音楽ってほんとに良いな!」と改めて思わされます。
↓5:10 ~
15:50 ~は、テンポアップするアレンジを録っていくのですが、ここからのチャドのドラムがまぁカッコいい!!
彼のドラムは、どんなタイプの曲で聴いても最高に気持ちいいですね!
「真の」コラボ!
21:00 ~のベースのフレーズもカッコ良いんですが、圧巻だったのは27:30 ~のコードバッキング。
最初の数回を自分で弾いた後、ソファーに座って見ていたチャドの方に寄っていき、ピックを渡して「(コードは押さえておくから)弾いてくれ!」と催促!(笑)
これ、ギターを弾かれる方が見ると、「無茶ぶりに瞬時に対応したチャドのスゴさ」がわかると思います。(*ミュート!)
この曲&動画は、恐らく動画内でアンドリューが使っているギターのPRがメインかと思いますが、こんな大物二人のレコーディングの様子をここまで見れるのは貴重ではないでしょうか!?
たった一人で、楽器にすら触れることなく音楽が作れてしまう現代。
それも決して悪いことじゃないと思いますが、こういう才能豊かなミュージシャンとミュージシャンの交わりはやはり素敵だなぁ、と思います!
終/
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