「エイシー…?誰それ?」ですよね!(笑)
エイシーはちょっとユニークなプレイヤーで、昔 Slipknotのメンバーだったジョーイ・ジョーディソンのサイドプロジェクト・Murderdollsではギターを担当し、近年は Joan Jett & The Blackhearts でベーシストを務めるユニークなプレイヤーです。
今回は、そんな彼のインタビューを抜粋してご紹介したいと思います。
ちなみに、この番組ホストは長年アリス・クーパーを支えているベテランギタリスト、ライアン・ロキシーです。
R: ライアン
A: エイシー
サマソニで初来日
31:08
R: 今、イギリスでのエピソードが出たけれど、Murderdollsは日本でも人気だったでしょ?何かあの頃の思い出はある?
A: あぁ、思い出すよ…。
Summer Sonic という巨大なフェスがあってね、あれが僕にとって初めて日本に行くきっかけになったんだ。
ライアン、キミならこれがどういう感覚かわかってくれると思うけど…
僕がMurderdolls に加入した時、(自身の別バンド)Dopeは契約を切られたところだった。
あの頃のジョーイはまだSlipknotで忙しくしてたから、彼のプランとしては、二週間ヨーロッパを周り、二週間アメリカをやって、最後にサマソニに出て終わり、という感じだった。
Dopeではヨーロッパや日本には行けなかったから、僕は最高の気分だったよ。
その先の活動が何も見えない状況だったけれど、日本のフェスに出て Guns N’ Roses や Hanoi Rocks を始め、素晴らしいバンド達と一緒なんだからね。
Hanoi Rocksとの対面
空港に着いてみると、当然ファンの子達がたくさん迎えてくれて…あのライブ当日の朝の光景、絶対に忘れられないよ。
ボーカルのWednesday 13 が僕の部屋に電話してきて、「おい、今すぐ窓の外を見てみろ」って言うんだ。
僕らの部屋からは会場であるスタジアム(=千葉マリン)が見下ろせたんだけど、そこにどんどんと押し寄せてくるとんでもない数のオーディエンスを見て、僕は「おいおい、嘘だろ!オレ達ここでプレイするのか!?」と思ったよ。
もちろん、僕はハノイのマイケル・モンローとアンディ・マッコイにも会ったよ。
まさか彼らと一緒のショーに出れる日が来るなんてね。ちょうど彼らが再結成した直後だったよ。
彼らからは「オレ達も変だけど、おまえらも変な恰好してるな。クールじゃないか」と非公式のお墨付きをもらったんだ。
R: オレはいつもそれについて話すんだよ。自分が若い頃に眺めてたアルバムジャケットに写ってる人達、自分が真似をしてきた人達と共演することがどれほど素晴らしいかを…。
Hanoi Rocks なんかはまさにオレ達の共通項だよな。
あの見た目、バンドの在り方、曲…。もしハノイがいなかったら、結成されていなかったバンドや方向性が違ったバンドはたくさんいたはずだよ。
続く…
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