グレン・ヒューズ #4 / 親友ロニー・ジェイムス・ディオ


Deep Purple のメンバーとして活躍し、ソロ転向後も様々なアーティストとのコラボで素晴らしいキャリアを積んできたグレン・ヒューズ。


そんな彼が今年初めのNAMM Showで応えたインタビューが非常に濃い内容だったため、要訳をお送りしています。



今回はその最終回!大親友だった稀代のボーカリスト、ロニー・ジェイムス・ディオについて想いを語っています。


I: インタビュアー

G: グレン



ロニーとの親交


8:20 ~ 


I: ロニー・ジェイムス・ディオのことについて聞きたいんだけど、彼とはどんな思い出がある?


G: オー・マイ・ゴッド…(あり過ぎて言えないという感じで)


彼は僕にとって本当に親しい友人だった。僕がDeep Purpleにいた1974年、彼のバンドELFをツアーの前座に起用したんだ。



その時に僕は彼とすぐに親しい友達になってね。それ以降何年もずっと仲が良かった。


彼がレインボーを辞めてカリフォルニアに移り住んだ時なんかは、僕らは近所に住んでいたし。僕らは互いに、お互いのファンだったんだ。



ロニーの尊敬する部分


9:10 ~


I: あなたがロニーから吸収した、もしくは「彼のここを見習いたい」と感じたことは何かあった?


G: キミはロニーと話したことはあるかい?


I: 何度かインタビューさせてもらったことがあるよ。



G: OK。ならわかると思うんだけど、彼は人と話す時にしっかりと相手の目を見てジェスチャーを交えながら、直感的に相手を理解するんだ。


この「相手の目を見て話す」というのが、彼にとっては重要なんだ。これって素晴らしいことだよ。しっかりと相手と向き合っているんだから。



彼は本当に素晴らしい友人だった…いや、今でもそうだ。


ロニーの葬儀にて



I: あなたはそんな彼の葬儀でパフォーマンスを披露するという栄誉を授かったわけだよね?


G: そうなんだ。



彼が亡くなった時、僕はツアーでイタリアに滞在していたんだ。もちろん、彼が病を抱えていたことは知っていたんだけど。


で、ツアー中のある朝起きた時に、彼が亡くなったことを知らされてね。



(奥さんの)ウェンディが葬儀に参加できるか電話をしてきてくれて、もちろん僕は絶対にその場にいるつもりだったけど、彼を見送る機会に歌わせてもらえるなんて。


僕はロニーのためならあの場で何だってするつもりだったよ。


終/


ロニーとグレンがここまでの仲だったとは知りませんでした。


グレンの言葉からは、ロニーに対する深い敬意が感じられてちょっと感動でした…


最後までご覧頂き、ありがとうございました!

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