今回ご紹介するのは、ブルースロック系のバンドによくカバーされる名曲 "Oh Well"。
オリジナルはイギリスのブルースの名手、ピーター・グリーンが在籍したFleetwood Mac。
この曲、本当に様々なロックバンドにカバーされていますが、より多くのロックファンに知られるきっかけとなったのは、こちらのJimmy Page & The Black Crows バージョンではないでしょうか?
こちらは言わずもがな風格たっぷりなバージョンですが、今日ご紹介するのは若さとエネルギーがほとばしる意外なバンドによるカバーです。
三姉妹のバンド・ハイム
彼女たちは Haim / ハイム というカリフォルニアの三姉妹インディー・ロックバンド。
昨年リリースした曲を聴くと、まさにインディーロック&オルタナティヴという感じで、既にファンベースがあるのでしょう、いずれも400万から500満開での再生を記録!
この上の2曲からブルースの影響はほぼ感じませんが、恐らくご両親からの影響もあったのでしょうね。
6年ほど前にBBC主催のフェスに出た際のパフォーマンスがまぁカッコいいのです。
最初に見た瞬間は、「どうせ若い女の子が無理してカバーしただけじゃないの?」と思ったのですが、いざ始まってみると若者らしいガレージパンクっぽいサウンドとアレンジにビックリ。
すごくちゃんとしたバンドで、グルーヴもバッチリなのです!
他の売れっ子アーティストを目当てに来ていたとおぼしき若いオーディエンスは戸惑い気味に見えますが(笑)、2000年代を通してこの曲が最も多くのオーディエンスの前でプレイされた瞬間ではないでしょうか!?
ナイスカバー!
終/
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