あの日のSunset Strip / ヴィッキー・ハミルトン #1


小学生の頃に聴いたGuns N’ Roses(以下GNR)の衝撃にやられ、「オレはいつかハリウッドに住むんだ!」との熱い想いそのままに、それを実現してしまった男。


そんな男のYouTubeチャンネルがDaze with Jordan the Lionです。



現在はアメリカ国内外の様々な街を旅しながら、YouTuberとして活動している彼。


この動画では、Motley CrueとGNRの最初期にマネジメントをサポートされていたヴィッキー・ハミルトンさんを迎え、貴重な昔話を披露しながらハリウッド周辺を案内してくれています。



今回はいつも以上に情報量が多いので、ある程度まとめながら要訳させて頂きます。


R&Rな交差点!


2:30 ~


まずスタート地点は、LAロックシーンのアイコン、ライブハウス・Whisky A Go Goがある交差点。



そのWhiskyの斜め向かいに昔あったのが、彼女も働いていたLicorice Pizza(リコラス・ピザ)というチェーン店。


このお店がどうも面白いお店だったらしく、ピザ屋+レコードショップ的なお店で、このウェストハリウッド店にはやはり音楽関係者も出入りしていたそう。



↑は別店舗での映像ですが、なんとQuiet Riotがサイン会を開いている動画!!



ヴィッキー・ハミルトン


5:25~


 彼女は地元インディアナ州(なんの因果か、アクセル&イジーと同郷)のレコード店で勤務経験があったため、このお店は働くのにちょうど良かった模様。


モトリーのマネージメントコンサルタントを務めるようになった経緯について…



V: ここで働いていた時に、ニッキーが当時のガールフレンドと一緒にやってきて、話したのが最初だったわ。私も彼もDavid BowieやSweet 辺りが好きで、音楽的好みが似ていたの。



で、モトリーの初代マネージャーだったアラン・コフマンに雇われる形でコンサル職に付き、ディスプレイやマーチャンを手掛けるようになったのよ。



Too Fast For Love 


このサンセット・ストリップという立地もあり、モトリー・クルーが自主レーベルから ”Too Fast For Love” を出した頃は、ヴィッキーの監修で店頭ディスプレイを完全モトリー仕様に。



V: 「レコードジャケットを持ったマネキンにタロットカード、チェーンなんかで飾り付けていたんだけど、そこにヴィンスが前日の夜を共にした女の子たちの汚れた下着を持ってきたの・・」



V: 「実は、そのディスプレイこそ、モトリーがエレクトラ・レコードと契約を交わすきっかけを作ったようなものなの。なぜなら、それを見て興味を持ったトム・ズータウが彼らのショーを見にWhisky A Go Goに足を運んだんだから」



*トム・ズータウ


元エレクトラ・レコード&ゲフィン・レコードでA&R(アーティストの発掘・育成、契約を担う職)を務め、モトリークルー、ガンズと契約した敏腕。



続く…

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