海外の音楽ファンから日本のバンド・アーティストへのリアクションを紹介するこのシリーズ。
視聴回数が取れると知れ渡ったのか、最近はBAND-MAIDへのリアクション動画が異常なペースで増えており、中には適当なコメントしかしていないものも結構あるので、厳選しながらご紹介していきたいと思います。
The Grumpy Nerd
今回取り上げるのは、The Grumpy Nerd(不機嫌なオタク)という名前で活動されている方(笑)
なかなかのセンスですね…
彼の過去の動画もいくつかチェックさせて頂いたのですが、なんとなく自分と近い感覚でロックを聴いているように思えたのがピックアップした理由です。
今回、彼が取り上げたのは"Take Me Higher" のライブバージョンです。
キーワード:Guns N' Roses
2:04~3:00 ですぐにキーワードが出てきます。それが「Guns N' Roses」です。
5人のステージ上での存在感、いつでもジャムが出来るだけの技術、楽曲の中に散りばめられたフレーズ等、このThe Grumpy Nerdさんや私のような「洋楽&ギター好きのおじさん」にとっては、絶頂期のGuns N' Rosesを思い出させるのです。
「オレはガンズと共に育ったんだけど、このTake Me Higherのイントロはまさにガンズを思い出させるよ。素晴らしい」
「どう説明すべきか…奇妙なんだけど、このサビの雰囲気とかすごくガンズを感じるんだ。いわゆる『メタル』じゃないんだよ。」
とのこと。
正直、ギタープレイの観点から見れば<複音リフ・マイナーペンタ・ダブルストップ・ワウ>辺りが揃うと、必然的にSlashっぽく聴こえてくると思うですが、この話はまた別の機会に…(笑)
「メイドがハードロックで世界征服」という彼女たちの目標を考えれば、完全に狙い通り、ということですね。
プレイヤーの個性
4:35~(Gt.ソロ後)
「めちゃくちゃカッコいいよ。彼女達は音楽のスタイルがすごく幅広いよね」
6:30~7:30(Gt / Baの掛け合い)
「彼女達の動画を見てきて気が付いたんだけど、多くの曲でそれぞれのパートがフィーチャーされる時間があるよな。ベースソロやギターソロ、時には同時に。これってすごくクールだよ」
これもBAND-MAIDの特徴の1つだと思います。
彼が言うように、「他のバンドもライブではやってるかもしれない」ですが、彼女たちは普通のスタジオ盤でもリズム隊のソロっぽいセクションがあったりするので、プレイヤーの個性がより感じられますよね。
滲み出る熟練感
7:45~(Kanamiについて)
「これまでの動画を観て、ベースプレイヤー(Misa) のことは既に好きだったけど、このギターの子もとんでもないよ!速弾きしまくりじゃないか!」
「こんな若い子達がどうやってこんな演奏レベルにまで到達できるんだよ!?
ライブ動画はこれまでにもいくつか見てきたけど、どれも flawless(完璧・非の打ち所がない)だ。クレイジーとしか言いようがないよ」
9:43~
「オレはBAND-MAIDファンになりかけてるのかも…。最初にリアクションした数曲では『おお、良いじゃない』ぐらいのレベルだったのに…こんな風になるとは予想外だったよ。」
新たなご主人様、誕生の瞬間です(笑)
終/
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