エクストリームのギタリストとして、さらに昨年は超絶ギタリストの合同ツアー"Generation Axe"の一員として来日も果たしたヌーノ・ベッテンコート。
昨年行われた、比較的新しいインタビュー動画の要訳をお届けしています。
今回は「最初のギター」盟友・ゲイリー・シェローンとの出会い」です。
初めて手にしたギター
2:40 ~
僕が最初に弾いたギターは家にあった兄のレスポールだった。それを使わせてもらえたのはラッキーだったよ。
自分で最初に買ったのは、キャンディ・レッドのクレイマーのギターだった。当時、エディ・ヴァンヘイレンが使っていたからね。
最終的には自分でボディを改造しようと切れ目を入れて、使い物にならなくなったんだけど。
ゲイリー・シェローンとの出会い
4:52 ~
ボストンで活動していた頃、(後にエクストリームで組むボーカリスト)ゲイリー・シェローンはThe Dreamというバンドで、僕はSinfulというバンドにそれぞれいて、僕のバンドはちょうどアルバムを仕上げたところだった。
ちょうど、西海岸ではLAのサンセット・ストリップが盛り上がっていた頃さ。
僕らはお互いエアロスミスが好きだったんだけど、そんな僕らの関係性を一層深いものに変えたたった1つの言葉、それが”Queen”だった。
2人を繋げたQueen
5:08 ~
彼が僕にクイーンについて訊いてきた時に、「大好きなバンドだ」と答えると、彼は「そんなはずはない、あれはオレのフェイバリットだ」と返してきた。
だから僕は「バカ言うな、あのバンドはオレのモノだ!」ってね(笑)
そこからクイーンに関してお互い質問しあったんだけど、お気に入りのアルバムは二人ともQueen II だった。
当時、(評価が高くなくて)誰も聴いていなかったんだけど。
こうして僕らは一気にベストフレンドになったんだ。
続く…
前回の記事では、ヌーノが一番最初にハマったロックバンドがエアロスミスで、そのボーカル、スティーヴン・タイラーと何度か共演しているということを書きました。
が、それを書いている時にふと思ったんです。
「そういえば、ゲイリーもエアロと何かで絡んでなかったっけ?」と…。思い出しました。
数年前、エアロがまた中途半端な活動状況にあって、ジョーがソロアルバムを携えてツアーをやった時、ボーカルとして起用したのがゲイリーだったんです!
つまり、ヌーノ&ゲイリーはそれぞれ憧れの存在と共演を果たしたんですね!
これは全てのバンドマンにとって、童心に帰る瞬間だと思います(笑)
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