天才?奇才? / ヌーノ・ベッテンコート


次回からインタビュー要訳をお送りするのは、アメリカのハードロックバンド・Extreme / エクストリームのギタリスト、ヌーノ・ベッテンコートです。



エディ・ヴァンヘイレンをさらに進化させたようなユニークなプレイは「天才肌」と評され、今日まで多くのギタリストに影響を与えてきました。



しかし、1996年にエクストリームを脱退した後(その後バンドは消滅)に始動させたプロジェクトはいずれも短命が続き、2000年代半ばまではどこか「器用貧乏」な感じもありました。



そんな中、エクストリーム再結成に向けた動きが加速し、2008年に復活アルバムを発表。


新たな音楽性と共に、新たなファンも獲得しました。



そして、個人的に興味深かったのは、アメリカポップミュージック界のディーヴァ、リアーナのツアーメンバーに抜擢されたこと。


特に、名曲"California King Bed"のソロでは、ヌーノのギターが良い味を出していました。



この動画のギターソロ、オリジナル版とはフレーズが全く違うのですが、最初に聴いた時から「ん?なんか聞き覚えあるな…」と思っていたんです。


多分Skid Row の"I remember you"ですね(笑)



曲自体の類似に加えて、このヌーノのサウンドとフレーズを聴くと「あ、わざと寄せたな!?」とすら思ってしまいます…(笑)


まぁ、ギターの音色は好き嫌い分かれると思いますが、この人を下手という人は誰もいないでしょう。


ということで、次回から「天才ヌーノの原点」「ゲイリー・シェローンとの出会い」等に迫っていきます!


お楽しみに!

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