トレイシー・ガンズ #5 / Nikki Sixx & Blackie Lawless



LAメタルシーンの一角を占めていたハリウッドの伝説的ライブハウス・Cathouse。



元オーナーがホストを務めるポッドキャストにLA Gunsのギタリスト、トレイシー・ガンズが出演し、モトリー・クルーやWASPのブラッキー・ローレスについて語っています。



ニッキー&ブラッキー


22:50 ~


TG: *Londonは知名度があったし、何よりニッキーは人気者だった。皆忘れてるだろうけど、ニッキーはブラッキー(・ローレス)の親友だったんだ。



Sisterというバンドでは短期間だけど活動を共にし、ニッキーがLondonで知られる以前から彼らはつるんでいた。



ブラッキーはそれに見合うだけの評価を得ていないけれど、彼もまたサンセットの中心的な存在だった。滅多に笑わなくて不気味な男だったけどね。


1981年あたりの写真を探せば、ニッキーとブラッキーが一緒に映っている写真があると思うよ。



*ロンドン


ニッキー・シックスがモトリー・クルー以前にやっていたバンド。度重なるメンバーチェンジに嫌気がさしたニッキーは、このバンドを脱退直後にトミー・リーと出会う。



The Dirtが描いた世界


23:35 ~


TG: NetflixのThe dirtの検証に戻ると…オレとニッキーは本当に長年の付き合いで、Brides of Destructionでは二年半活動を共にし、その頃にはよく昔の話をしたんだ。



そんなオレの目線であの映画を見ると、非常に正確に描かれてると思う。唯一、そうじゃないのは多少出来事の順番が前後していることだけだ。


本当にこんなことが起きたのか?と思う連中もいるかもしれないが、確かに起きたんだよ。



オレは結構皮肉を言うタイプの人間だし、ニッキーは「昔」、オレのベストフレンドの一人だった。


ニッキーが人を喜ばせるためにあちこちで話を盛ることも知っているが、それでもあの映画の正確性には驚いたよ。


あと、ニッキーを演じた役者が当時の彼にそっくりなんだよ!



RR: いやいや、トミー・リーを演じたマシンガン・ケリーには及ばないよ!ヤツの演技はめちゃくちゃ上手い。


終/


いかがだったでしょうか?


当時はまだ海外から入ってくる情報が圧倒的に少なく、タイムラグも多々あったはず。


そのシーンの最前線にいた彼らの話は、私にとって非常に興味深いものでした!