Guns N' Roses を愛するミュージシャン&業界人5人が集まって語る「オレ達のUse Your Illusion」ストーリー、今回はそのPt.4!
2時間半という長尺なので、ハイライトのみ抜粋してお届けします。
一応のテーマとしては「UYI のⅠとⅡを一曲目から比べて、どちらの方が好きかを話し合う」という形ですが、脱線部分の話が面白かったりするので、必ずしもUYIの話だけではないことをご了承ください。
今回のテーマは「セバスチャン・バックのモノマネ」「Live & Let Die」「Great White」が中心です。
出演は画面左上から時計回りに…
① J/ ジミー・ロメロ
(The Hellenbacks)
② F/ ブランドン・フィールズ
(番組ホスト)
③ T/ トッド・カーンズ
(Slash のベーシスト)
④ I/ イジー・プレスリー
(Monsters of Rock Cruise のホスト)
⑤ B/ ブランド
(GNR podcast のホスト)
セバスチャン・バックものまね
37:35
(#1 から所々で披露されている、④イジーさんのセバスチャン・バックのモノマネについて訊かれて)
I:(また信じられないほど似てる話し方で…笑)
Dude、オレがどうやってこれを身に着けたかっていうとだ、数年前に(LA郊外の)バーバンクからミネソタまで車で帰る道中、セバスチャン自身が読み上げた彼の自伝の音声版をずっと聴き続けたんだ、13時間ぶっ通しでな。
全員:爆笑
I: んで、あの本はとにかくジャック・デェア二エルズとコケェインの話だったわけで…(この小さいァ・ィの音を引っ張って話すのが、バズの話し方の特徴だと思います・笑)
すまん、オレはこれをやり出すと止まらないんだ…
(一同感心・笑)
38:35
B: これさ、このマイクで皆に聴こえるかどうかわからないけど…(と言いながら、本物のセバスチャン・バックのオーディオブックを流す)
全員:(あまりにも似ているので)爆笑
F: 今のもイジーが言ったんだよな!?(笑)
Live & Let Die
49:45
T: Use Your illusion のⅠとⅡを比べると、オレはいつでもⅡの方が好きなんだけど、Ⅰの3曲目までを見てみると面白いんだよな。
①Right Next Door To Hell は非常にアクセルらしさが出ていて、②Dust N' Bones はイジー・ストラドリンの印象が強くて、③Live And Let Die はポール・マッカートニーの曲だ。
オレはGNRバージョンの "Live And ~" は素晴らしいと思う。
オレはこれまでに両方のバージョンを何度もプレイしてきたけど、GNRの方はオリジナルからかけ離れているわけでもなく、でもオリジナルよりはヘヴィさが増していてさ。
特にアクセルの歌唱はすごいと思ったよ。
J: すごくリスペクトが込められているように思うよな。
F: GNRのライブで考えてみても、あの曲のブリッジでのアクセルのスクリームは、観客が待ち望んでいる瞬間だよ。
J: ここでオレ達は "Live And ~" と "Yesterdays" を比べようってのか?(笑)
T: 確かに、これってもはや "nonversation" だよな。
(*この単語、私も初めて耳にしたのですが、conversation=「会話」に対して、nonversation=「中身のない会話」だそうです・笑)
F: この曲は、もはやカバーというよりはGNRの曲になりつつあると思う。もちろん、ポールを軽視するわけじゃないよ。
でも、例えば "Knockin' On Heavens Door" はガンズ以外にも色んなバンドがカバーしてるけれど、ガンズにそこまで詳しくない一般的なロックファンの中には、"Live And ~" がガンズのオリジナルだと思っている人も多いと思うよ。
'88 Ritz の話から…
58:30
I: 88年Live At Ritz の素晴らしい所は、バンドが無茶苦茶で、音も外れていたりするところだ。
すごく生々しくてタイトに、曲によってはルーズにも聴こえたんだ。
(一応書いておきますが、 Live At Ritz '88 はガンズのライブの凄さを世間に知らしめた伝説の公演と言われ、昔から海賊盤が人気だったり、現在ではYouTube でそれを見ることが出来ます)
T: オレ達の世代の何人があのMTVの放送を見て、何人が翌日にギターを始めたことか。
F: あれはオレのにとって「オールタイムフェイヴァリット・コンサート」さ。
(↓*昔のGNRのインタビューですが、エアロやディープ・パープルの姿も!)
I: あのライブ、誰がオープニングを務めたか知ってるか?
F: Great White だ。
I: その通り。
T: 彼らも(当時GNRのマネだった)アラン・二ーヴンがマネージメントしてたよな。
F: 彼らはツェッペリンのカバーやってたけど、ジャック・ラッセルの歌は本当に最高だったよ。
J: オレ、コロナが始まる直前に、幸運にもジャックと一緒にステージに立つ機会があったんだ。
T/I: すげぇじゃん!
T: Judas Priest の "Defenders Of The Faith" のツアーでGreat White が オープニングをやった時、オレは彼らのパフォーマンスを見たよ。
彼らは1枚目の "Stick It" の頃だったんだけど、彼らのツアーTシャツには中指を立てた手が前面にプリントされててね。
あの時、オレ達はこぞってそれを買ったんだけど、多分翌日それを学校に着て行った連中が怒られてたと思うよ。
「家に帰って服を着替えて来い!」ってね(笑)
終/
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