BAND-MAID リアクション紹介 / サウンドのスゴさ&小鳩のギター


海外から投稿されるBAND-MAID へのリアクションを紹介しているこのシリーズ。 


アルバムリリースからオンラインお給仕まで怒涛の展開でしたが、その後もラジオ出演やらギターチームが Dragonforce のGt. ハーマン・リ先生のTwitchに出演する予定など、まだまだ目が離せません!



さて、今回も複数のリアクションをまとめ形式でご紹介させて頂きます!



音のクオリティの高さ


最初は、DjentBeard さんによる"After Life" へのリアクション。



リアクション本編の要点は…


・今まで見た中で一番面白いMV!

・ラストのポーズはどういう意味!?

・キャッチーで "Warning!" より好き

・視聴回数50万回に対して低評価が166…ゼロに等しい!(笑)


という感じです。



この方、ご自身でも音楽活動をされているのですが、リアクション前のコメントがとても的確でご紹介したいと思いました。


0:25


オレは最近、どんどんとこのバンドにハマってきてるよ。


普段は Annihilator とかどんどんヘヴィなバンドを聴くようになってきたんだけど、それと同時に、もうちょっとオールドスクールなスタイルのメタルやロックも聴いてるんだ。



プロデューサーやギタリストとしての自分がそれを求めていて、BAND-MAID は、オレがそういう目線で聴いているバンドの一つさ。


彼女達はこのジャンルで一番ヘヴィなバンドとかではないけれど、プロダクション(音のクオリティ)が素晴らしいんだ。


これは過去のリアクション動画でも話したけどさ…


もちろん「全員女性のバンド」「メイド服」も彼女達を際立たせている要素ではあるけれど、それ以上に彼女達のサウンド・プロダクションは過去10年間のどんなハードロックバンドよりも優れている。



オレは彼女達のその点を一番評価したいんだ。



*この点、実は私も全く同じでした。


"Dice" や "Glory" を初めて聴いた時、「音のイメージがB'z じゃん!」と思ったのを覚えています。(個人的見解です)



各パートの音がしっかりと聴きとれて、かつバンド全体としての音像もまとまりがあって…


「でも、こんな若そうな子達が一体どうやってこんなサウンドを!?」と思って、有名プロデューサーの名前を期待しながらクレジットをチェックしたのを覚えています(笑)


BAND-MAID 個々のメンバーの演奏力にフォーカスが集まるのは当然ですが、個人的にはプロダクションの素晴らしさももう少し評価されて欲しいな、と思っています!



Zemaitis を愛でる!


次にご紹介するのは、なんと小鳩&Zemaitis に絞った動画!



Dunsy’s Guitar World さんご自身もギターをプレイし、さらには小鳩が使用する Zemaitis ブランドのギターを所有。


Zemaitis のHPや楽器通販サイトの写真を表示しながら、小鳩の使用機材&小鳩のコメントを紹介していくのですが、合間にはご自身のZemaitisを使って"Onset" 等の曲の一部を弾いてくれています(良い音してます!)



「Zemaitisを販売しているのは、神田商会という会社で~」から解説が始まるのですが、「彼らは日本で*Grecoというブランドを展開していて、僕も数本持っているんだ。現在は多分9本かな…」と恐ろしいことを仰っています…(笑)



*Greco


Greco は特に70~80年代に人気を博した日本のギターブランドで、アメリカのFender / Gibson 等のコピーモデルをリーズナブルな価格で販売していました。


(↓ご本人のGibson / Greco 比較動画!)


値段の割には質が(異常に)良かったため、近年ではJapan Vintage と呼ばれて海外のギターマニアの間でも人気になっており、一部は高値で売買されています。



この方の他の弾いてみた動画を見るとわかるのですが、もう明らかにベテランHR/HMファンなんですよね(笑)



日本でも同じ現象がずっと起きていますが、やはり世界でもこういう古き良きHRを体験した・知っている層にバンメの曲が響いているというはほんとに興味深いなぁと思います。


彼らの国で生まれたロックに憧れ、模倣しながらも独自のエッセンスを加えて成長してきた日本のロックが、今逆に世界に届いているわけですから。


終/